難民連携委員会 RCCJ
難民として日本社会で生きる人たちは、自立と社会統合など様々な困難と問題を抱えています。RCCJはこのような問題を解決して行くため、難民当事者が設立した任意団体であり、難民当事者の目線から支援を行っています。
RCCJについて
RCCJは以下の3つの基本方針により活動をしています。
・ 難民や難民と同じような状況にある人々とともに、政策立案や、難民を保護するための法律や法的枠組みの作成過程に、彼らの意見が反映されることを目的とする
・ NGOや政府の関係省庁連絡会議のような調整メカニズムに難民自身が加わることができるよう橋渡しする場を作る
・そして 難民エンパワメント・プログラムを実施し、委員会のメンバーである難民の自立を支援するための独立した団体として活動する
活動内容
当事者による発信と学習支援教室の運営を中心とした活動をしています。
学習支援教室
難民当事者のエンパワメントを目的とし、2013年より在日難民2世の子どもたちの学習支援教室を
難民支援団体を行う学生団体J-FUN Youthが中心となり、都内で実施しています。
学習支援教室の背景 ー 子どもたちを取り巻く環境
難民の背景をもつ親の子どもたちは
日本語での生活が可能で、日本で教育を受けられていたとしても
その家庭環境により、外部からは発見されにくい課題をもっていることがあります。
日本で生まれ、日本人と同じような価値観をもっていたとしても実際には家庭環境によって、日本で生きていく将来設計をたてるためのロールモデルや相談の場が不足している実態があります。
RCCJとJ-FUN Youthが運営している学習支援教室では、単に勉強を教える場としてではなく、子どもが学校・家庭・コミュニティ以外の居場所として 気軽にコミュニケーションをとることができる場づくりを目指しています。